FEMAP APIとの接続(リンク)
FEMAPを終了する
FEMAPのツールボックスを表示する
ここでは、FEMAP API のオブジェクトとのリンク方法およびFEMAP APIを実装した簡単な例題を示します。これらの例題の内容をエディター等で参照することでFEMAP
APIの、ごく基本的な実装方法および文法を理解することができます。ただし、この例題はFEMAP APIのすべての機能を紹介するものではありません。
ここで紹介しているサンプル ソースコードは、VBやVC++などの開発環境を必要としない従来のFEMAP Basic スクリプトを使用しています。従いまして、このホームページ上からサンプルプログラムをダウンロードし、FEMAPメニューバーから[ファイル]-[プログラム]-[スクリプト実行]コマンドを実行することで、サンプルを実行できます。
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ユーザーアプリケーションがFEMAP API を使用するための最初の手続きとして、FEMAPとの接続(リンク)を確立する必要があります。この処理は、FEMAP
APIを使用するすべてのユーザーアプリケーションが行なわなければならない処理です。この接続(リンク)の確立後、FEMAP APIを使用することが可能になります。
1.現在実行中のFEMAPとの接続(リンク)
現在実行中のFEMAPセッションとの接続を確立するには、以下の2行のコードをソースコードの先頭に記述します。
Dim femap as Object
Set femap = GetObject(,"femap.model")
2.新規にFEMAPセッションをスタートする場合の接続(リンク)
また、ユーザーアプリケーションが先に実行されていて、その後、FEMAPセッションとの接続を確立するには、以下の2行のコードをソースコードの先頭に記述します。
Dim femap as Object
Set femap = CreateObject("femap.model")
3.FEMAPセッションとFEMAP BASIC スクリプトとの接続(リンク)
FEMAP内で実行されるBASICスクリプト言語であるCYPRESS BASIC のメソッドをFEMAP APIから呼び出すには、以下の2行のコードをソースコードの先頭に記述します。
Dim femap as Object
Set femap = feGetObject()
※以下で紹介するサンプルソースコードは、すべて「3.FEMAPセッションとFEMAP BASIC スクリプトとの接続(リンク)」の方法で、FEMAP APIとの接続を確立します。
この例題は、FEMAP APIを使用してFEMAPを終了します。サンプルプログラム(ファイル名ex1.bas)をダウンロードするには、こちらをクリックしてください。このサンプルプログラムを実行するには、FEMAPv8.1を起動した後、FEMAPメニューバーから[ファイル]-[プログラム]-[スクリプト実行]コマンドでex1.basを選択し、実行してください。
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この例題は、FEMAP APIを使用してFEMAPのツールボックスを表示します。サンプルプログラム(ファイル名ex2.bas)をダウンロードするには、こちらをクリックしてください。このサンプルプログラムを実行するには、FEMAPv8.1を起動した後、FEMAPメニューバーから[ファイル]-[プログラム]-[スクリプト実行]コマンドでex2.basを選択し、実行してください。
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